【注目の新人】青木珠菜インタビュー

2013/06/14

映画「真夏の方程式」に川畑成実の子ども時代役で登場!
いまの夢は学園もの連続ドラマとモデルデビュー☆
2010年「笑顔がごちそう ウチゴハン」でデビュー、「ハガネの女」で女優活動を開始した青木珠菜ちゃん。6月29日公開の映画「真夏の方程式」では物語の鍵を握る川畑成実の子ども時代を熱演! 撮影の舞台裏、演じることへの思い、(本気で)意外な素顔に迫りました!!
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映画「真夏の方程式」がまもなく公開──
監督さんからたくさんご指導いただいて、とても勉強になりました
 
──間もなく公開される映画「真夏の方程式」への出演もオーディションで決まったそうだけど。オーディション中、特に印象に残っていることは?
珠菜 演技審査のとき、監督に"演技しなくていいから"って言われたんです。どうしたらいいか全然わからなかったから、とりあえず相手役の方が言ってくれるせりふをよく聞いて、自分がその役の立場だったらって想像したら、自然と涙がバーッと出てきたんです。そしたら監督に"そういうことだよな"って言われて、すごく納得しました。本番でもそのシーンはあったんですけど、ほかの音が何も聞こえないくらい集中してやれましたね。
──集中するときは、どうやって?
珠菜 撮影現場にはお母さんがついてきてくれてたんですけど、近くにお母さんがいるとどうしても安心して、気持ちが役から自分に戻っちゃうと思って、離れたところに行ってもらいました。あと、真冬の寒い時期だったんですけど、温まるとホッとしちゃうから、服を羽織ったり、ヒーターに当たったりしないようにして。"用意、スタート!"のときに一番いい状態に持っていかないといけないので、少し前から集中して、徐々に気持ちを作っていきました。
──撮影中の思い出を教えて!
珠菜 気持ちが追い込まれるシーンでは、何回も撮ってると集中力が切れてきちゃうじゃないですか。ちょうどそのとき、歩道橋の場面だったので、監督に階段を駆け上がってくるように言われて。2往復ぐらいしたら気持ちがわーっとなって、思い切り演じることができたんです。そんなふうに監督からはたくさんご指導いただいて、とても勉強になりました。
──監督から言われた言葉で、心に残っているものは?
珠菜 "うまく演技しようとしなくていいから"です。相手の言葉を聞いて、それで自分の心が動いたままに演じるということなんですけど。せりふも先の展開も頭に入ってたとしても、それはいったん置いておいて。もしかしたらせりふと違うことを言われるかもしれないという心構えでやるようにって言われました。
──劇中では、杏さん演じる川畑成実の少女時代を演じているけど。成実と自分が似ている部分はある?
珠菜 私はわりと言いたいことを全部言っちゃうほうで、気持ちをため込んだりしないから、成実とは似てないかな(笑)。
──今まで演じた役のなかで、自分と似ている子はいる?
珠菜 「ハガネの女」で演じたそのみはぶりっ子の役で、性格は似てないけど、趣味が似てました(笑)。当時は私、フリフリとかピンクの服とかが好きだったんですよ。実際に私服を衣装で使ったもらうことも多かったです。
──自分と似ているほうが演じやすい?
珠菜 そうですね。でも、自分とまったく違うキャラクターの場合は、役だと割り切ってできるんですけど。似てるところがあると自分と重ねちゃって、ちょっとやりづらいなって思うこともあります。
──"役になる"というのは、楽しい?
珠菜 楽しいです! たとえば「真夏の方程式」の成実ちゃんは自分とは正反対の子だから、私がフツーに生きていくだけだったら、絶対に成実ちゃんの人生は経験できないじゃないですか。でも、成実ちゃんを演じることで違う人生も体験できたし。そうやって、いろんな人の人生を生きることができるのは楽しいです。
──役になるコツみたいなものは、少しつかめた?
珠菜 いや、まだまだ全然! 今はひたすら台本を読んで、あとは監督に言われたこととかを全部つなげながら、自分のなかでイメージを作り上げていく感じです。
──今までの仕事で、一番楽しかったのは?
珠菜 どれも楽しかったけど……「ハガネの女」は共演者が同年代の子ばかりだったし、ドラマに出ること自体が初めてだったので、いろんなことを学べて楽しかったですね。「笑顔がごちそう ウチゴハン」は、2年間やらせていただいたので、スタッフのみなさんともすごく仲良くなれて。弟役のりお(鈴木里和)くんとは今でも会ったりするし。この番組での思い出は、たぶん一生忘れないと思います。
──これから1年後までにやってみたい仕事は?
珠菜 最近、映画をやらせていただくことが多かったので、連続ドラマに出たいです。ジャンルはなんでもいいんですけど、学園ものとか楽しそうだなぁ。どんな役でもやってみたいけど、クセのある役とか面白そうですね。
──将来の夢を教えて!
珠菜 どんなにたくさんの仕事をするようになっても、大変だなって思うんじゃなくて。自分のやりたいことをやらせていただけることに感謝をしながら、楽しんで演技をするということは忘れずにいたいです。女優さん以外に、モデルさんもやってみたい。出てみたいのは「セブンティーン」です☆
 
珠菜ちゃんのプライベートをCLOSE UP☆
持っているマンガは100冊以上、会いたい芸能人はトム・クルーズ!
 
 
──趣味は?
珠菜 今は、洋画を見ること、洋画を聞くこと、マンガを読むこと。「ミッション:インポッシブル』を見て、トム・クルーズ カッコイイ! と思ったのがきっかけで洋画にハマりました。洋楽を好きになったのは、ワン・ダイレクションが来日したとき"ガツン"となったのがきっかけ(笑)。マンガは少女マンガから少年マンガまで、なんでも読みます。
──特技は?
珠菜 小学4年生の冬から習ってるダンスです。一応ジャズなんですけど、ヒップホップ要素とかも入ってる感じの。
──自分では、チャームポイントはどこだと思う?
珠菜 耳……ですかね。
──好きな食べ物は?
珠菜 キムチ! ほぼ毎日食べてます。
──自分を動物にたとえると?
珠菜 足が遅いので、カメ。
──周りからは、なんて呼ばれる?
珠菜 親しい子からは珠菜。でも、最近クラス替えがあったんですけど、そこでは"珠菜ちん"て呼ばれてます。
──好きなファッションは?
珠菜 今は海外にハマってるので、完全にそっち方向です(笑)。シンプルなTシャツに短パンとか、ちょっとユルい感じがカッコイイなって。
──得意なカラオケの曲は?
珠菜 ないです。ただ、洋楽だとみんなの耳をごまかせるので、最近は洋楽ばかりうたってます(笑)。
──宝物は?
珠菜 ありすぎて迷うけど、小学1年生のとき、おばあちゃんにもらったクマのリュックかな。もう使ってはいないんですけど、今でも大事にとってあります。
──会ってみたい芸能人は?
珠菜 トム・クルーズ! この間来日したとき、学校を休んで空港まで見に行こうかと思ったくらい(笑)。
──今ハマっていることは?
珠菜 今ハマってるのはマンガの「進撃の巨人」。マンガには常にハマってて、家には余裕で100冊以上あります。前に「ONE PIECE」を全巻揃えたことがあったんですけど。自分のお小遣いで買ったのに家族に読まれるのがすごくイヤで、大ゲンカになったんですよ(笑)。そしたらお父さんが怒っちゃって、自分たちの分をまた全巻買ってきて(笑)。なのでウチには『ONE~』のシリーズが2セットあるんです(笑)。
──女優じゃなかったら、何になりたかった?
珠菜 ディズニーランドのマーチャンダイズキャスト! あの袋の匂いが好きなんですよ~♡ あとは、アトラクションキャストにもあこがれます。
 

PROFILE
あおきじゅな●1999年6月25日生まれ。神奈川県出身。身長165cm。特技/ダンス。2010年4月、テレビ朝日「笑顔がごちそう ウチゴハン」でデビュー。以後、ドラマ/テレビ朝日「ハガネの女」「ハガネの女 season2」、映画/「海猿4」などに出演。6月29日公開の映画「真夏の方程式」(東宝系)では、川畑成実(杏さん)の子ども時代を演じている。映画「放課後たち」マリ役 出演決定。研音所属。
 
マネージャーさんから推しの一言☆
 初めて青木に会ったのは、彼女が事務所のレッスンを見学に来たときで、抜群のスタイルとキュートな笑顔が印象的でした。現在は現場やレッスンで頂いたアドバイスを活かして仕事に邁進しています。普段はマイペースですが、お芝居になるととってもストイック。そのギャップが魅力的な女のコです!
 

PRESENT☆

珠菜ちゃんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント(写真の選択は編集部にお任せください)。@audition_debut をフォローして、#青木珠菜 #オーディションデビューの2つを付けて感想をツイートしてください。7月末までのツイートを対象、当選者にはDMにて連絡いたします!
 
写真/あさみあやこ インタビュー・文/林 桃
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