生まれて初めてのオーディションに、最初で最後のつもりで臨んだ佐藤美希さんがグランプリに輝いた!
生まれて初めてのオーディションに、最初で最後のつもりで臨んだ佐藤美希さんがグランプリに輝いた!

【特集】第38回 ホリプロタレントスカウト
キャラバン2013 non-no Seventeen
モデルをめざせ

応募総数20,216名の頂点に立ったのは、史上最年長!?栃木県の専門学校生 20歳・佐藤美希さん!
大手芸能プロダクション ホリプロの新人発掘オーディション「ホリプロタレントスカウトキャラバン(TSC)」。第38回を迎えた今年のテーマは「モデル」。11月4日、原宿クエストホールにて決選大会が行われ、グランプリが決定しました!
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報道陣との一問一答を(ほぼ)完全再録♡

──自己PRをお願いします。


美希さん 栃木県生まれで、なまりもあって、標準語もちゃんとあまりしゃべれないかもしれないんですけど(笑)、栃木弁を生かしてがんばりたいと思います。


──特技は?


美希さん 柔軟性ですかね。


──内股じゃなくて?


美希さん 内股も特技です。クラシックバレエをやっていたので柔軟性はあります。3歳から13歳まで、10年間やってました。


──ご家族は?


美希さん 今日も応援しに来てくれて、発表の時はすごく泣いていたので、もらい泣きしてしまいました。


──ご家族の表情は見えていたんですか?


美希さん 見えてました。前のほうの席だったので、分かりました。みんな泣いてました。


──みんな応援してたんですね。


美希さん 最初の応募の時からすごく応援してくれていたので、がんばれました。


──モデルになりたいという夢は持ってたんですか?


美希さん 最初からありました。自信はなかったんですけど、今回、グランプリになれて本当によかったです。


──いつごろから?


美希さん もともと美容系とかファッションは、すごい興味があったので、ずっと夢は見ていました。


──夢を実現したい、タレントスカウトキャラバンを受けようと思ったきっかけは?


美希さん 母が新聞を見て、このオーディションがあることを教えてくれて。20歳までの年齢制限だったので、最後のチャンスとして受けました。


──じゃあ、本当に最後のチャンスをつかみとったわけですね。


美希さん はい、嬉しいです!


──グランプリを獲った、率直な気持ちは?


美希さん 名前を呼ばれた瞬間は、頭真っ白で、本当に信じられなかったです。


──これからのビジョンを教えてください。


美希さん 誰からも憧れてもらえるような、モデルになれるようにがんばりたいです。


──モデルのほかにやってみたい仕事は?


美希さん 「non-no」のモデルさんで、ほかに女優として仕事をなさっている方も多いので、女優もできたらなあ…(笑)。でも滑舌が悪いので(笑)、いろいろ、がんばりたいと思います。


──いろんなことにチャレンジしたいという気持ち?


美希さん はい、そうです。


──グランプリの発表の時、泣きじゃくるみたいな感じじゃありませんでしたね。


美希さん 本当に名前を呼ばれると思っていなかったので、信じられないという感じで(笑)、あまり、表現できなかったと思います(笑)。びっくりし過ぎちゃって……。


──性格的には強気とか、涙もろいとかどっちですか?


美希さん 涙もろいのはあります。感情が表に出やすくて。


──でもステージ上では全然出なかった?


美希さん 本当、緊張もあったんですけど、びっくりして。


──家に返ってからもう1回泣いたり?


美希さん 両親と会って、話したら、もう1回泣くかもしれないです(笑)。


──ファイナリストの中では一番年上でしたけど、合宿ではほかの候補者を見てどう思いました?


美希さん 最初会った時はどうしようと思ったんですけど、みんなで楽しく仲良くやっていました。合宿も夜、騒いでいろんな話をして、楽しかったです。


──ちょっとお姉さんでいようとかは特に思わなかった?


美希さん そうですね(笑)。一緒になって楽しんでました(笑)。


──じゃあいい戦友としてがんばった感じ?


美希さん そうですね。誰がグランプリになってもずっと仲良しだよ、という話はみんなでしました。


──普段はどんな生活なの?


美希さん 普段は看護師としての基礎を学んで、演習をやったりしてます。専門学校は3年制なんですけど、3年制になると毎日演習があって。今はまだ2年生ですけど、けっこう大変です。


──両立も大変ですよね。


美希さん そうですね。そこは両親と考えなおすことになると思います。


──プロフィールのタオルマニアというのは?


美希さん 小さい頃から、ふわふわの、いい匂いのタオルが首元にあるとすごい落ち着いて。だからタオルマニアかなあと思って(笑)。


──結構お気に入りのタオルを持ってるの?


美希さん タオル自体はそこまでないんですけど、(お気に入りの)柔軟剤を持ってます。


──賞金の100万円は何に使いますか?


美希さん とりあえず貯金ですかね。両親に何か返せたらと思います。マッサージとか。旅行に連れて行けたらいいなあと。


──芸能界で尊敬する人、憧れの人は?


美希さん non-noモデルの佐藤ありささんのような、清潔感のある、きれいな方になりたいです。


──これからはライバルになる?


美希さん 全然そんなところまではいかないです。目標としてがんばりたいです。


──今の気分を表す、好きな1曲を教えて。


美希さん E-GIRLSの「FOLLOW ME」です。今日も朝、聴いて、元気を出してきました!



さらに、「Audition & Debut」で気になるところを聞きました!

──今回が生まれて初めてのオーディション?


美希さん はい、初めて受けました。


──読モの経験とかも特になし?


美希さん ないですねー。雑誌とかもまったく載ったことないです。


──スカウトとかも?


美希さん 一度あったんですけど、全然知らない事務所でお断りしました。


──お母さんが新聞記事を見せたそうだけど。


美希さん はい、スポーツ新聞の。


──自分では知らなかった?


美希さん ホリプロタレントスカウトキャラバンは知ってたんですけど、今年、モデルを募集するというのは知らなかったんです。


──応募は郵送? WEB?


美希さん WEBから応募しました。


──写真とかどうしたの?


美希さん 写真は母に自宅で撮ってもらいました。デジカメで。


──その時のファッションは?


美希さん シンプルなのがいいと思ったので、Tシャツ・短パンです。


──自己PRはどんなことを書きました?


美希さん 自分を見て、知ってほしいというのはあったので、(去年)学校でミスに選ばれた経験からモデルになりたいという思いが強くなったと書きました。


──学校のミスコンにはどうして参加したの?


美希さん 学部ごとなんですけど、アンケートを取って上位2名が参加するという形で。1年生しか出れないんですけど。初めてのミスコンでした。


──non-no、Seventeenはよく読んでいたの?


美希さん 応募してからは両方、毎月読んで研究していました。


──応募した時はどこまで行けると思ってた?


美希さん 2次審査のはがきが来た時に、まさか来ると思ってなくて。応募した時は2次審査に行ければいいなあくらいでした。


──東京予選でファッションや自己PRで何か気をつけたことは?


美希さん 目力は常に気にしてました。自信があるように見せて。すごい緊張して自信はなかったんですけど(笑)。コーディネートは、流行ってるプチタートルを取り入れました。 当日は、道を歩いてても「あ、この子オーディションに行くんだ」と分かる子がいたし、可愛い子がたくさんいて、どうしようとちょっと引き気味でした。


──東京地区の代表に選ばれた時は?


美希さん 電話が来た時は本当に嬉しかったです。さらにがんばろう、努力しようと思いました。


──グランプリを意識したことはあった?


美希さん 獲れたらたらいいなあと思うことはあったんですけど、歴代の方を見ると、中高生が多いじゃないですか。まさか20歳は年齢的にないだろうなあという思って、賞は気にしないで、とにかく楽しもうという感じでした。


──でも、合宿は大変だったんでしょう?


美希さん はい、大変でした。ウォーキングを初めて先生にちゃんと習ったんですけど、一から学んで、全部直されたので大変でした。靴ずれとかもひどくて、厳しかったです。


──最後にはほめてもらえた?


美希さん 合宿の最後に、姿勢は良くなったねとは言われたんですけど(笑)。でも昨日のリハーサルではうまくなったねえと言われたので、練習して良かった!と思いました。


──合宿から本選まで家で練習とかは?


美希さん とにかく痩せよう、身体引き締めようと思って、マッサージとストレッチは毎日して、時間があれば夕飯後の1時間くらいウォーキングしたりしてました。ウォーキングっていってもただ歩いている、散歩みたいなのですけど。


──そういうアドバイスがあったの?


美希さん いや、自分でそう思って。他の子がみんなスタイルいいので、がんばらなきゃなあと思って。


──ストレッチってどんなことを?


美希さん TV見ながら、何も考えずに柔軟、ストレッチをしてました。でもしばらくやってなかったからすごく硬くなっちゃって。またやり始めました。


──モデルウォーキングの練習はどうしていたの?


美希さん 部屋で、鏡の前でやったりはしてました。でも、部屋はそんなに広くないので、5、6歩歩いて終わり、みたいな感じだったんですけど。


──好きなファッションは?


美希さん けっこう清楚系な、可愛らしい、キレイ系な(笑)感じが好きです。スカートとかワンピースとか。でも今日みたいな青いスカートは初めてで、大丈夫かなあとちょっと思ったんですけど、みんなからは好評だったので良かったです。


──本選で気をつけたところは?


美希さん 一番は、ウォーキングを大事にして。姿勢もそうなんですけど、余裕のある、自信を持ってる感じで臨みました。


──自分の出来に点数をつけるとしたら何点くらい?


美希さん 100点じゃなかったです。歩く前まではこうしようああしようと思ってことも、歩き終わったらもっとこうすればよかった、というところもあったので。90点くらいですかね(笑)。


──自分では、グランプリを獲れたのはどこが良かったと思った?


美希さん グランプリ獲れると本当に思ってなくて、全然わかないんですけど、落ち着いて歩けたこととかですかね……。あまり緊張してるのを見せないように、がんばりました。


──もともとは緊張する方?


美希さん 緊張しやすいですね。顔が固まるのがわかりやすいので。舞台裏でずっと笑う練習をしていました。


──笑顔は自信あるの?


美希さん ないですね(笑)。歯を見せる笑顔があんまり自信なくて。


──これからは笑顔もがんばらないとですね。


美希さん はい!

東京合宿ではひとりずつFUMIHITO先生にチェックされていた

FUMIHITO先生が一緒にウォーキングする光景もしばしば見られた

オープニングのウォーキングを練習する美希さん

笑顔になるのも大事なポイント

私服コーディネートではハッピーオーラ全開で

自己PR動画では「写真は撮られるほうが好き」とアピールしていた

美希さんはアガることなくポージングを見せていた

バナナマン・日村に特技を聞かれて「柔道」と答える美希さん(この後、〝エア内股〟を披露した)

メイン審査内容のモデルウォーキングに登場した一瞬

直前に流れたPRコメントでは「顔の表情に注目してほしい」と話していた

審査員の前でポージングを決める

モデルウォーキングの出来を聞かれ、「私服のウォーキングとは全く違うのでとても緊張しました。表情はうまくできました」と答えた

グランプリ発表の瞬間。緊張と驚きのせいか一瞬笑みに(この後涙が流れた)

表彰式の最後では「誰からも憧れてもらえるモデルになれるように、自分なりにがんばりたいと思います」としっかり挨拶した

美希さんは身長166cm。バレエをしていたこともあり立ち姿が綺麗

本サイトのフォトセッションでは〝どちらかというと不得意〟という歯の見える笑顔にチャレンジしてもらいました!

 
 
佐藤美希さんPROFILE
さとうみき/20歳・専門学校生/栃木県出身
3歳から10年間クラシックバレエを習い、中学時代は柔道部に在籍。柔軟性、忍耐力
には自信あり。審査時の目標は「和装も洋装も好きなので、何でも着こなせるモデルに
なること」。


 





 
       次ページでは美希さん以外のファイナリスト11名を紹介♡

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