水上さんが演じてみたいのは"クールでカッコいい女性"
◯トップコート20thスターオーディションに応募したいきさつ
今回のオーディションは、母親が「こういうのがあるよ」って教えてくれて。色々なオーディションを探していたんですけど、
トップコートさんは本当に素敵な方ばかりで「自分もこの中に入りたい」と思って応募しました。今までいつも駄目で、今回も「良くない結果で終わるんだろうな、毎回のように」と思っていたので、グランプリを頂けて、本当に良かったです。
◯芸能界を目指したきっかけ
小学校6年生のときになりたいと思いました。ずっとバレエをやってたんですけど、おしゃべりすることが大好きで。最初は声を使ったお芝居をしてみたいって思っただけなんですけど、いろんなドラマとかを見ているうちに「やっぱりやりたいのはこっち(女優)なんだ!」と思うようになりました。
◯オーディション経験について
受けてない時期もあったんですけど、多いときは同時にいくつか応募していて。中2のとき、全国オーディションのファイナルまで進んだこともあったんですけど、ファイナリストで終わっちゃって。「トップコート20thスターオーディション」は、20周年の大きなオーディションと聞いて、受けないで後悔するよりは受けて後悔するほうがまだマシだと思ったのと、友達で応募している子が何人かいたので、「一緒にがんばろう」という気持ちで受けました。
◯最終審査に向けてやってきたこと
滑舌がそこまで良いほうじゃないのと、声が、普段しゃべってるとうるさいって言われるのに、緊張すると小さくなっちゃうので、お腹から出すように練習していました。あとは痩せないかなーと思ってたんですけど、そこまで痩せられなくて(苦笑)、演技で頑張ろうと思ってました。
◯今回のオーディションの思い出
「with賞」の山崎さんが、1次審査のときから連番だったんです。2次もカメラテストも残って、ファイナルでも二人共賞を頂けて。「ずっと一緒だったね」という話を控室でもしていました。山崎さんはずっと印象に残った子で、彼女も私のことを覚えててくれて。結局最後まで一緒だったんです。
◯ショートムービーについて
ショートムービーは、女の子の中ではせりふが多い方でした。滑舌が良くないので滑舌を頑張ったのと、猫ちゃんと共演というか、ムービーの中に出てくるんですけど、猫は大好きなので、(猫ちゃんとの)仲の良い関係が映るように、撮影前から猫ちゃんと触れ合ったりしてました。
◯当日の出来について
85点くらいです。やっぱり本番に圧倒されて声が小さくなっちゃったかなあというのはあります。でも「ここはこうしよう」とかやりたかったことはほとんどできたと思うので、今の自分としてはできた方なんじゃないかと思います。
◯憧れの女優
橋本愛さん。同い年で、橋本愛さんが出た映画を観て、こういう世界に入ってみたいと思った理由の一つでもあったので、尊敬しています。「管制塔」という1時間くらいの映画で、どこにでもいそうな少年少女のお話なんですけど、私にはすごく心に響くものだったので。そんなお芝居ができる役者さんになりたいと思います。
◯将来の夢について
いつか自分が主演の作品(映画)に出てみたいなって思います。ずっと頭のいい役がやってみたくて、天才ハッカーとかパソコンを操作するような、クールでカッコいい女性を演じてみたいってずっと思っていたので、そういう役が来たら本当にもう…最高です。
取材・文/編集部 撮影/泉三郎