歌と演技ができるきっかけを探していたという生田若菜さんがグランプリに!
歌と演技ができるきっかけを探していたという生田若菜さんがグランプリに!

【Special】
39th ホリプロタレントスカウトキャラバン「Singer☆Actress Audition ~美唱女~」
決選大会

福島県出身の20歳・大学3年生の生田若菜さんがグランプリ“美唱女”に!
大手プロダクション・ホリプロの全国オーディション「ホリプロタレントスカウトキャラバン」。11月3日、東京・品川ステラボウルで決選大会が開催され、福島県出身で20歳の大学生・生田若菜さんがグランプリに輝いた。
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応募総数3万8628人から選ばれたファイナリスト8人が出場!


 深田恭子、石原さとみ、綾瀬はるか等を輩出してきたホリプロの新人発掘オーディション「ホリプロタレントスカウトキャラバン(TSC)」。第39回目の今回は、「Singer☆Actress Audition ~美唱女~」と題して“聴く人全ての心を掴む歌唱力、そして観る人全てを魅了する美貌と豊かな表現力を兼ね備えた”美しく唱う女優を発掘するというテーマで16歳~25歳の女性を募集した。
 グランプリにはホリプロ所属、賞金100万円に加え、agehasprings(アゲハスプリングス)プロデュースによるCDデビューと女優デビューを確約。応募総数3万8628人から札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・沖縄での地方予選、東京合宿を経て選出された8名のファイナリストが決選大会に臨んだ。

 司会・進行はイジリー岡田と芦名星。実行委員長のホリプロ・菜花耕平さんをはじめ、agehasprings代表の玉井健二さん、Perfume・サカナクションなどのMVを手がける映像ディレクターの関和亮さん、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ各局のドラマ制作プロデューサーの8名が審査員を務めた。
 オープニングでステージに登場したファイナリストは全員で課題曲「Little Sunshine」を熱唱。1人ずつ意気込みを語った。
 審査の前半は4人1組での演技審査。映画監督・御法川修さんの作・演出によるもの。「日常ありのままの女子トーク。街の中で耳をすませば聞こえてくるような、ごく他愛のないやりとり。背伸びをしないナチュラルな演技」がテーマで、演技時間は約6分。登場人物と配役は次のとおり。

【登場人物】    A組(前半)   B組(後半)
岡村由紀子     大山なるみ   吉田理紗
岩井薫                   中村瞳子          松田紋佳
小口綾子                清原優希乃       村田摩夕
久野瞳                   児玉朱里          生田若菜

「習いごとを始めたい」「疲れたので思い切りため息をつきたい」「カラオケに行きたい」など盛り上がっている3人(岡村由紀子、岩井薫、小口綾子)に対して、1人(久野瞳)がやや距離をおいているものの、久野の誕生日を3人がサプライズでお祝いするという内容で、2組とも途中セリフを忘れたりすることなく、見事に演じ切っていた。
 

オープニングでは、ファイナリスト全員で課題曲を熱唱☆

MCはイジリー岡田(左)と芦名星(右)が務めた

演技審査は4人1組。日常ありのままの女子トークをナチュラルな演技で見せるというもの

グランプリの生田若菜さんはサバサバ系の「久野瞳」を演じた

歌唱審査では生バンドをバックに、課題曲と自由曲の2曲を熱唱☆


 歌唱審査の内容は課題曲「Little Sunshine」と自由曲1曲を生バンドをバックに歌唱するというもの。アップテンポの「Little Sunshine」に対して、自由曲はバラード。自由曲の雰囲気に沿ってスタイリストが用意したという衣装に身を包んで、8人8様の“歌への想い”をアピールした。選曲は次のとおり。

1.大山なるみ/MISIA「逢いたくていま」
2.中村瞳子/JUJU「Hello, Again~昔からある場所で」
3.児玉朱里/MISIA「Everything」
4.清原優希乃/宇多田ヒカル「First Love」
5.松田紋佳/AI「Story」
6.村田摩夕/西野カナ「君って」
7.生田若菜/Che'Nell(シェネル)「Believe」
8.吉田理紗/中島美嘉「ORION」
 

生田さんは大人っぽい黒のワンピースでシェネルの「Believe」を熱唱

歌唱審査では4人終わるごとにMC、審査員とのやりとりが

生田さんは出来を聞かれ「300点!」と答えていた

 スペシャルゲスト・シェネルのミニライブを挟んで運命のグランプリ発表へ。
 白ワンピースに着替えて再登場したファイナリストに、前回グランプリの佐藤美希から「TSCでやってきたことは絶対に良い経験になると思います。グランプリになった方とはいつかお仕事の現場でお会いできるのを楽しみにしています」とのビデオメッセージが贈られ、審査員が登壇。
 ファイナリスト8人が緊張した面持ちで並んでいる中、実行委員長の菜花さんが「迷いながらも最後は全会一致で一番キラキラした子を選びました」と発表した名前は「エントリーナンバー7番、生田若菜さん」。
 グランプリのたすき、トロフィー、賞金100万円の目録の授与に続いて、スペシャルプレゼンターとして登場した深田恭子(第21回グランプリ)から、花束と「私も歌手志望でTSCを受けたので親近感を感じます。一緒に頑張りましょう」とメッセージを贈られた生田さんは、「ビックリしています。(名前を呼ばれるとは)思ってなかったです。私の目標が歌もできてお芝居もできるということだったので、歌のときは歌で皆さんを感動させて、お芝居の場ではまた別の表現方法で私の魅力や、見ている人を感動させられるような、そんなすてきな女優さんを目指していきたいと思います」と喜びを語った。
 最後にもう一度、生田さんが課題曲の「Little Sunshine」を万感の思いを込めて歌い、決選大会は幕を閉じた。
 

審査員の検討中にスペシャルゲスト・シェネルが登場。「ベイビー・アイラブユー」「Happiness」を歌い上げた

前回グランプリ・佐藤美希からはファイナリストへビデオメッセージが

ファイナリストは白のワンピースに着替えて再登場。緊張の面持ちで結果発表に臨んだ

グランプリ発表後の生田若菜さん。思わず涙があふれていた
 

次ページはグランプリ・生田若菜さんへのインタビューを紹介☆
 
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