第二次世界大戦中に実際に起こった史実をもとに描いた作品。公演は2015年1~2⽉!
※募集は終了しました。
【主催】やなぎみわ演劇プロジェクト
現代美術家であり、近年は劇作家・演出家としても活躍するやなぎみわによる演劇プロジェクトでは、『ゼロ・アワー~東京ローズ最後のテープ~』アメリカ公演に向けた出演者を募集している。
『ゼロ・アワー-東京ローズ最後のテープ-』は、歴史におけるプロパガンダと<声>をテーマとして、第二次世界大戦中に実際に起こった史実をもとに描いた作品。
2013年7⽉KAAT神奈川芸術劇場、8⽉愛知芸術劇場(あいちトリエンナーレ招聘)にて上演、大変話題となった。
そして2015年1~2⽉、「終戦70年」を迎えるアメリカで上演されることが決定。京都で稽古とトライアウト公演を⾏った後、アメリカ数都市での公演を予定している。
やなぎみわからのメッセージ
南太平洋の戦艦の兵⼠たちに向かって「太平洋の孤児たち」と語りかけた魅⼒的な⼥性の声。遠く東京から発せられた声の主は⽇系アメリカ⼈であり、彼らも⽇本の中で孤⽴した「太平洋の孤児たち」でした。
戦後70年の年に⽇⽶で上演される「ゼロ・アワー」は、声によって⽴ち上がる世界をさらに豊かにさせていくつもりです。
本作は、俳優の⽅々の「声の⼒」を何よりも求めています。
やなぎみわプロフィール
美術作家。1993年、京都で初個展を開催し、1996年以降、海外の展覧会にも多数参加。2009年には、ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表作家を務めた。主な作品に、若い女性が自らの半世紀後の姿を演じる写真シリーズ『マイ・グランドマザーズ』、実際の年配の女性が祖母の想い出を語るビデオシリーズ『グランドドーターズ』などがある。
数年前から活動領域を演劇にも広げ、2011~2012年、近代日本における諸芸術運動の成立・混淆をテーマとする『1924三部作』を制作・上演したほか、2013年『パノラマ』を鳥の劇場、京阪電車アートエリアB1にて、『ゼロ・アワー~東京ローズ最後のテープ~』をKAAT神奈川芸術劇場と愛知県芸術劇場にて上演した。
《 予定詳細 》
◯読み合わせ、キックオフ:2014年9⽉頃【7⽇間】@京都市内
◯稽古時期:2014年12⽉【30⽇間】@京都市内
◯国内トライアウト:2015年1⽉上旬~中旬【7~10⽇間】@京都市内
◯⽶国公演2015年1⽉中旬~2⽉下旬【35⽇間】@ニューヨークほか数都市
【資格】
◯男優:20~30歳代(くらいに⾒えればOK)、英語が話せればなおよい
◯⼥優:20~30歳代(くらいに⾒えればOK)、英語が話せる、ダンス等が経験があればなおよい
※上記予定にすべて参加できる人
【方法】◯メール:専用応募用紙(公式サイトよりダウンロード)に必要事項を明記し、写真2枚(上半身・全身各1枚。※合計で1MB以下のJPGデータ)とともに宛先アドレスに送信。
※主催者からの返信をもって申込受領となる。
【宛先】E-mail:yanagi1924@gmail.com
【締切】2014年4⽉20⽇(⽇)23:59
【問合せ】E-mail:yanagi1924@gmail.com
【オーディション】
◯⽇程:2014年4⽉23⽇(⽔)、24⽇(⽊)のいずれか1⽇
*時間帯は15:00~19:00を予定
◯会場:京都造形芸術大学京都・瓜生山キャンパス
〒606-8271 京都市左京区北⽩川瓜生山2-116
◯参加費: 無料
【備考】合否に関する問合せ不可。選考に関わる交通費は自己負担。審査料なし。
*出演に対するギャランティ・国内交通費については選考後、公演の諸条件に応じて相談。リハーサル参加に対する支払いはなし。
*⽶国公演にかかる旅費は支給。
*国内トライアウト公演のチケットノルマはなし。